清菊園での取組紹介
清菊園ではご入居者様が日常生活を楽しく過ごせるように、こんな取り組みをしています。法的な義務から職員起案のイベントまで、様々な取組をご紹介していきます。
なかよし食堂
★なかよし食堂オープンの背景
現代社会が抱える地域の課題の一つとして、人口減少(少子化)に伴う核家族化、女性の社会進出(共働き)により、地域のつながりが断たれ、独居老人・高齢者のみの世帯増加、一方で子供の一人っ子や塾があるからコンビニ弁当、部活があるから深夜食、親が仕事で忙しい、あるいはほったらかしである(ネグレクト)など、食習慣の偏食等の実態も浮き彫りになっています。高齢者と子供が孤立・孤食、不安・寂しさを抱え、双方の交わりがない、経済的に厳しかったり、ひとり親で食事の支度がままならなかったり、家庭の様々な事情による食への不安、栄養バランスの摂れた献立を食べられないといったような課題解消のきっかけになればと考えました。
★なかよし食堂開催の趣旨及び目的
東林間地域における地域福祉の担い手として、施設理念の1つである「地域とのつながり」を深めるために、清菊園が無料もしくは低料金で、栄養のある食事を高齢者や子供に提供し、子供とお年寄りとのふれあいコミュニティの場を作りたいのです。なかよし食堂は、高齢者と子供が集う場をコンセプトに、食事を楽しみながら高齢者と子供、地域の皆さんで気軽におしゃべりが出来る交流の場、居場所づくりを目的としています。
イベント当日は、炭火焼サンマ、塩むすび・豚汁セット(各100円)を提供します。東日本大震災の被災者に対しての復興支援を兼ねて、宮城気仙沼産の産地直送サンマ、他にも東北物産展(専門業者による見応えあるもの)も開催し、東北のご当地商品も楽しんでもらう予定です。
さらに、当日の売上金は全額この度の北海道に甚大な被害をもたらした胆振地震の被災者の皆様を応援するための義援金として寄付させて頂きます。
★最後に
地域にお住いの高齢者の方々の孤立・孤食の解消、子供と関わることで生きがいを感じてもらう、食習慣の見直しのきっかけ、また、介護相談のきっかけを作っていけたらなと思っています。またお子様方には、きちんとした食事、食生活の改善(孤食の解消、バランスの良い食事とは?の学び等)、囲炉裏路な大人や子供たちと関わることで社会性が育まれたらなと思っています。
なにより、この東林間地区に『清菊園』という介護保険施設があるんだよということを幅広い世代の方に知ってもらえたらなとも思っております。
ちょっと困ったこと、知りたいことがあった時に、気軽に会話が出来るような関係性になりたいと思っています。
このような開かれた取り組みはまだ始まったばかりであります。どうか宜しくお願い致します。
好評*好例”お買物サロン開催”
今回の目玉は、☆北海道物産展☆
不定期開催ですが、1階デイルームに専門業者を呼んで、洋服や雑貨類、食品などを販売してもらい、それを自由に買うことが出来る日(お買物サロン)を開催しています。
普段、なかなか外でお買物をしていただく機会がありませんので、ご入居前の生活の延長と捉え、お買物を楽しんでいただくことを目的とした企画です。とても好評を得ております。
ユニットレク*手作りおやつ
ハロウィンにちなんで
パンケーキをデコってみました
清菊園では、毎日3時にご入居者様には、おやつが提供されます。日替わりで提供されるのですが、やはり日常的な物はどうしても飽きてしまいます。ですから、各ユニットの職員が知恵と経験と工夫を凝らして、毎月1回、ご入居者様の為に『手作りおやつ』の日を企画します。ちゃんと起案書・企画書を書いて材料費の計算もして創るんですからスゴイですよね。ご入居者様たちもこの日を楽しみにされていらして、見てください、この笑顔!ヽ(^o^)丿
見て美味しい!食べて美味しい!みんなで作って食べる『手作りおやつ』のひととき。
ほんの些細な日常の瞬間を私たちケアワーカーが誠心誠意を込めて創っています。
職員健康診断
先日、特定業務従事者及び一般職員を対象とした職員健康診断が行われました。(一般職員は年に1回、深夜勤務がある職員は6ヵ月に1回の健康診断が義務付けられています)ご入居者様の日常生活を支えていくためには、まず私たちも健康でなければなりません。このように法的にも則って清菊園の日常は作られています。
クリスマス*パレード
清菊園職員が真剣に取り組む
笑いが絶えない最高のパフォーマンス
今年のテーマは、『とにかく楽しむこと!』でした。私たち職員が、心の底から楽しんで取り組む姿勢は必ずご入居者様に伝わるはずだと思ったからです。まず歌う歌の選曲から始まり、歌の練習、さらにはそこに踊りを加え、入場から退場まで一つの形を作り、みんなで練習を重ねました。
曲順は、①真っ赤なお花のトナカイさん(入場) ②ジングルベル(踊り) ③きよしこのよる(プレゼント配布) ④真っ赤なお花のトナカイさん(退場)でした。最初は、ジングルベルの振り付けがなかなか覚えられない職員が続出。振付師の佐久間ケアマネージャーは、元ダンスの先生。身体能力は抜群で、ダンスも得意中の得意です。その先生が「簡単な」振付をしてくれたのでが、これがなかなか・・・(笑)リズム感が悪いのか、最初はダンスのタイミングが合わず、動画を撮影して見ていたら、まるで怪しい宗教団体のようだねとみんなで大笑いする始末(^u^)しかし、それぞれが忙しい業務の時間の合間で練習かさね、12月に入ったころには、大分うまく踊れるようになってきていました。当日、ギター2台とキーボード1台の即席バンドで演奏をしながら、総勢16名のダンサーと共に、特養8ユニット+デイサービスの合計9か所を歌って踊って練り歩き、職員もご入居者様もデイサービスのご利用者様も大笑いしながら過ごす、素敵な素敵な楽しい時間を過ごしました。ものすごい疲れたけれど、ものすごい有意義で楽しい時間でした。清菊園を盛り上げる仲間たちの笑顔の写真と踊り風景。ご入居者様の笑う写真を一部ご紹介します。どうぞご覧ください。
年の初めの恒例行事
清菊園に獅子舞がやってきた!の巻
正月一発目の行事はコレ!1月4日。まだ正月松の内にやる、職員による「清菊園*獅子舞」が施設の中を練り歩きます。マンネリ化しがちな日常生活に花を添えるために、また季節を感じていただける工夫として、日本古来より続く風習である“獅子舞”にて、ご入居者様の無病息災を祈りながら施設内を練り歩き、ご入居者様の頭をガブリガブリと噛んでいきます。噛まれた方は、今年も1年健康で過ごせるそうです。
喜ぶご入居者様、びっくりされる方、笑う方、中には怖くて泣いちゃう方、色々な反応があり今年もみんなで大笑いした正月明け行事でした。
管理栄養士の鈴木明美さんによる甘酒も各ユニットで配りましたが、自然な甘さに舌鼓を打ちました。