遅くないということ
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されば、才の乏しきや
学ぶことの晩きや
思ひくづをれて、止むることなかれ。
とえもかくても、つとめだにすれば
できるものと心得べし。
すべて思ひくづをるるは
学問に大きに嫌ふことぞかし。
本居 宣長
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「思ひくづをれて」とは、
「思いが崩れ、折れてしまう」こと
すなわち、「途中でくじける」こと。
才能がないとか、
年のせいにするとか、
忙しいからと言い訳をして
学ぶことを諦めてはいけない。
宣長は、医業の傍ら、35年をかけ古事記を書き上げました。
現代の我々が古事記の内容を理解できるのは
この古事記伝のおかげだと言われています。
そして日本の社会風土や憲法も古事記を元にしていることが沢山あります。
宣長の情熱を現代の我々ひとりひとりが忘れずに、
自分の人生を生ききるべき。
「つとめ(努め)だにすれば」とは
「努力さえ続ければ」という意味。
すべて、自分で出来ることなのです。
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社会福祉法人 清菊会では、自分の人生を自分で切り開くことができるような
強い志を持った人を募集中であります。
そういう人が、最近ちらほら増え始めましたよ。
私たちと一緒に、夢を語り、将来を切り開いていこうではありませんか?
詳しい採用情報は、清菊園ホームページをご覧ください。