One of All All of One
いいチームは、試合に出ていない人間までが、『俺はチームに何が出来るか?』ということをいつも一所懸命考えている。その原点は何かというと、やはり自発性にあるんですね。これをいかに高めるかということが重要です。
平尾 誠二
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スポーツであればそのままどんなチームにも当てはまる言葉ですね。仕事に置き換えてみれば、試合とはひとりひとりの仕事の山場と言っても良いでしょう。一見関係のない仕事でも関心を持って見てみると、必ずサポートしあえることがあるのです。その時に自分の仕事の範囲を狭めてしまっては、せっかくの活躍のチャンスや才能を伸ばせるチャンスを逃してしまいかねない。
若くして勢いのある組織は一人ひとりの守備範囲が広く、かつその範囲が重なっているので、カバーしあえる体制が自然と出来上がる。これに対して成熟し硬直化した組織では、自分の守備範囲が限定的でかつ重なり合おうとしないため、誰もやらない仕事エリアが出来てしまう。その隙間にある仕事は誰の仕事でもないとの認識のため、ミスに繋がりやすい。
他人の仕事に興味を持ち、アンテナを張り、少しお節介気味に声を掛け、行動をする。一人で成し遂げられる仕事は一つもないのですから。
お互い様。助け合いの精神で行きたいものです。
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