あなたの持っている尺度は？

私は失敗や予期せぬことから起きた事態について、たとえそれが大きなことであっても怒らない。しかし、分かっていてやったり、怠けたりすることには、たとえそれが小さなことであっても物凄く厳しい態度で臨む。それから感情では物事を決めない。これが私の持っている尺度です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鍵山　秀三郎

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イエローハット創業者の鍵山氏の人生哲学を結集した名語録、『鍵山秀三郎　人生を開く１００の金言』（到知出版社）からのご紹介です。

「凡事徹底」を常とされ、自らがトイレ掃除を始め、掃除の会を続けて下座行を欠かさない鍵山氏。

失敗談は良い。でも怠けることが原因ではいけないという強いメッセージです。

松下幸之助氏の言葉にもこれに通ずる教えがあります。

『大きな失敗というものは、大概、本人も分に考え、一所懸命やった上でするもの。小さな失敗や過ちは、本人の不注意なり、気の緩みから起こってくるし、本人もそれに気が付かない場合が多い。』

大きな失敗は本人も十分に認識し、かつ反省もするのだから、いつまでもネチネチと指摘しないこと。逆に小さなことをおろそかにしない姿勢が本当に重要であることを両氏は教えてくれています。

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ただいま、清菊会では、小さなことから忠実に働ける真面目な人材を募集しています。大きいことを成し遂げることも大切ですが、千里の道も一歩から。

まず、日々小さな積み重ねを大切に出来る人。そんなあなたを待っています。