向き合う
人を責めるのはたやすく
責めずにいるのは難しい。
難しいのは、己の心の弱さと向き合わなければならないからです。
己の弱さと闘って、難しい方を選び取るようにしなさい。
戦う構えはいつでも己にするもの。
相手にはいつでも優しく和やかに接するものだと覚え込んでしまいなされ。
そうすることは何より己のためになるのですよ。
『女子の武士道』(石川真理子・著 到知出版社)
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人を責めずにいられるとは、自分の心の弱さと対峙することなのですね。
相手に注意をするときは、相手を責めずに、良くなかった事象とその影響について指摘すると良いと言われます。
感情にまかせてうまく行くことはあまりありません。特に怒りの感情は後悔を生みやすい。
それよりも自分の心に打ち勝って、感情が冷静な時に行動することを心掛けると良いでしょう。
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今日は、朝からガンガン責められる一件あり。朝から心が折れそうになりました。感情的になって反論してやろうかとも思いましたが、グッとこらえてやめました。その人も怒っているからです。その感情を真正面から受け止めてあげることにしました。そして、こちらが悪いと思ったことに関してだけは、心から詫び、申し訳ございませんでした、と頭を下げましたが、許してはもらえませんでした。「言葉だけ詫びても、言った言葉は消えないから」と言われました。
果たしてそうでしょうか。確かに、口から出た言葉は、尾ひれ葉ひれがつき、拡散していくことでしょうし、このSNS時代においては、一度世に出てしまえば、一気に拡散してしまうかもしれません。
言動に傷ついた時に、その傷が深ければ深いほど、相手が詫びても許すまいという思いが強くなることがあるかもしれません。
でも、そんなに人を憎んで人を責めて、いったい何が生まれてくるのでしょう。いったい何をしたいのでしょうか。
「ブログで毎日偉そうな事書いて、あんなの無駄だね」とも言われました。
確かに無駄かもしれません。しかし、一人一人の職員がお互いに『薄皮一枚の善意』を持ち寄り、施設のために善を重ねようとすることを無駄呼ばわりするのはどうなんでしょう。
お互いに出来ないところを責めあうのではなく、出来ることを持ち寄ってみんなで作り上げていく職場にしたいものです
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さぁ、気持ち切り替えて、今日も一日張り切っていきましょうヽ(^。^)ノ