心次第
田の草は あるじの心 次第にて
米ともなれば 荒地ともなる
道歌
*******************
道歌(どうか)とは、日本古来から詠まれている、道徳的・教訓的短歌のこと。室町時代には写本にも登場していたようです。そうした古来からの知恵の一つがこれ。
自分の心は表に現れてこなくても、自分が関わるものには形になって現れてくる。同じ環境を与えられても、結果が異なってくるのは、こうした心の姿勢も原因の一つになるのでしょう。
土地を手にして、作物が育つように耕して準備をするか、放っておいて雑草だらけとするか。それは、土地を手にした者の心ひとつに掛かっているのだということです。
農家に伝わる諺に
「上農は草を見ずして草を取り
中農は草を見てから草を刈り
下農は草を見て草を取らず」
とあります。
未来を見越して行動できるか。
はたまた目の前の問題を放置しておくか。
そのちょっとした行動の差が未来を変えて行くのは言うまでもありません。
あなたの目の前には、どんな問題が転がっていますか?
あなたはそれにどうかかわっていくつもりか考えていますか?
反発し、愚痴り、文句を言うだけではあなたの未来は変わっていきません。
変えるためにすることはひとつ。
草を取り、耕し、種を植え、水をやり、肥料を差すのです。
問題を見つけ、それを掘り起し、解決する種を植え、助言し、育てるのです。
それは、あなたに課せられた使命なのです。
それは、あなたの心ひとつなのです。
*******************
社会福祉法人 清菊会 ホームページはこちら
ただいま、特別養護老人ホーム 清菊園では、介護士さんを募集しています。
仕事の楽しみを知っている方、あなたも一緒に清菊園で働いてみませんか?
ご応募お待ちいたしております。
合言葉は。「ホームページを見ました!」で。