心配性と悩み性
心配性はポジティブで、実現したい具体的な目標を持ち、目標を達成するための具体的な目標をいつも考えて、課題をクリアするために早め早めに行動する人。
悩み性はネガティブで、仕事に対し受け身で指示を待っていて、仕事がうまく出来るか漠然とした不安を抱えており、「できない理由」が頭をよぎり、なかなか行動できない。
小山 進(パティシエス コヤマ社長)
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世界最高峰のチョコレート品評会「C.C.C.コンクール」で、6年連続の最高位を獲得した小山氏は、自身のことを極度の心配性と評する。
心配とは「心を配る」こと。
『起こるべきことを予測し、自分にはまだ足りないことがあるのではないかと考えて、それを補えるよう準備することです。』
『ここぞというところでしっかり結果を出すには、“前始末”に8割の手間かけることが大事です。足りない点があればすぐに動いて解決し、失敗しそうなところがあれば対処法を考えるというシミュレーションを重ねたので、ラスト3ヶ月で一気に作品を仕上げることが出来ました』と小山氏は語ります。
また、悩み性は目標が大きすぎて成功体験を得にくく、心配性は目標を小さくチャンクダウンして、それを日々クリアすることで自分に自信を付けられるとも語っています。
だから、大きすぎる目標があっても、今自分が出来るレベルまで作業を落とし込めれば、前に進むことが出来るというわけです。
自ら動いていくためには、小さな目標設定と、それがクリア出来たかの日々の振り返りを毎日キチンと繰り返すことが大事ですね。
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