何を刻み、何を記すか
とにかく、今という時が、二度と帰らぬ事を知って生きることは素晴らしい。この二度と帰らぬ毎日の中で、わたしたちは生きたしるしに、何を刻み、何を記していることだろう。
三浦綾子『旭川だより』より抜粋
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人生はいつでも、前に進むしかない。
それは、時間軸が前にしか進んでいないからだ。
過去というものは記憶の中に、記録の中に存在するだけで、その実感は積み重ねた回数と身を持って体験した努力によって身体に刻まれた傷を見て知るほかない。過去ばかりを見ていたら前には進めず、今だけを見ていても前には進めず、少し前に目をやり、その先を見る力を養わなければ、前に前に進んでいく推進力を維持することが出来ない。さらに前に進む力を加速していくには、すべてのマイナス(過去も現状も)を取り入れ、マイナスとマイナスを掛けあわせ、自分の中でプラスに変えて行くような力が必要だ。
過去に拘るな。
現状に甘えるな。
不平不満を垂れ流すな。
人の噂話に惑わされるな。
マイナスをプラスに変えて行け。
明るい未来を現実のモノとするために
今日やるべきことがあるはずだから。。。
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