未来につながる言葉
『言葉には力があります。人の心を動かす力があります。』
先日読んだ本の一説に書いてあったものです。私はこの考え方が大好きです。私自身も全く同じに思うからです。
今日は出勤するのには少し大変な土砂降りの雨でした。
東林間の駅を降り立つと、少し雨宿りしていた方がいいかなと思うぐらいの降りっぷりです。でも、まぁ、風もないし、ぼちぼち歩いていきますか。。。と歩き出しました。
職場に着くと、清掃員のKさんが従業員入口のそばで、雨合羽を折りたたんでいるところでした。Kさんはいつもご自宅から徒歩で30分ぐらいかけて来られます。年齢から言っても、それだけでも大変だろうなぁ偉いなぁ~って思うのですが、今日みたいな土砂降りの中、40分掛かったわぁ~ってちょっと泣き顔で雨合羽を畳んでいらっしゃいましたので、その労をねぎらいました。
こんな土砂降りの中、わざわざ40分も歩いて清菊園まで来てくださって、本当にありがとうございます。足元悪くて大変でしたでしょ?気を付けてくださいね。今日もまたKさんの笑顔がこの清菊園を明るく楽しく元気にするんですから、私は嬉しいです。ありがたいことです。今日も精いっぱい楽しみましょ。笑いましょ。暗い顔より明るい顔で一日乗り切りましょううね。
Kさんは、「嬉しいわぁ、そんなこと言ってくださるの新田さんだけですよぉ。朝から土砂降りで嫌な気分だったけど、今日も張り切って仕事するわ!」なんておっしゃっていましたが。それもまた私を元気にさせるための言葉かもしれません。
そうやって、お互いがお互いにお互いを元気にさせる言葉、つまりは『未来につながる言葉』を吐きあうことによって、お互いを元気にさせるのです。
愚痴を言いあえば、愚痴を言いあう体質に成り下がります。
文句ばかり言いあえば、あれもこれも文句になっていきます。文句のネタがなくなることはありません。文句はどんどん増えていく・・・というか、文句のネタを探して生きるようになります。
でも、互いに褒めあう言葉、未来につながる言葉を探して生きていくのはどうでしょうか?どうせ言葉を探して生きていくのなら、『人を育てる言葉』『未来につながる言葉』、そんな言葉の数々を探して生きていきたいと思いませんか?
『言葉には力があります。人の心を動かす力があります。』
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