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出る杭が打たれるなら出過ぎる杭になればいい

多くの会社は、簡単にできることは取り入れるけれども、本当に新しいことになかなか挑戦しません。やるべきことに気づいている社員がいても、組織体としてはやらない。ですから、本当に実行する人を見出して、然るべきポジションに就けなければならないのです。

林野宏(クレディセゾン社長)

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『解決策を持たないならば、あなたもその問題の一部である』と言う言葉があります。やるべきことに気づいたのであれば、声を上げるべきだし、行動するべきです。ただ、声を上げると言ったって、ただブツブツと文句を言っているレベルでは組織は変わりません。発言に伴った行動がないと組織は変わっていかないのです。

それがたとえ、小さな一歩であったとしても、ゼロよりかは前進することになります。失敗することがあっても、それ次の一手への学びとなります。

ポジションを与えられることを待つのではなく、いつポジションが来ても良いように準備をしておくこと、その努力が夢を引き寄せるのでしょう。

マーフィーの法則を唱えたジョセフ・マーフィーは、

『会社は集団だが、その集団で成功するには、自分の考えが集団的であってはならない』と説いています。

出過ぎる杭になりましょう。

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あなたは今、組織に満足していますか?

よその組織と比べて、うちはココがダメだよな、とか

あいつがいるから駄目なんだよな、とか

うちの組織のココがおかしい、とか

まぁ、完璧な組織なんかないでしょうから、必ずみんな一つや二つ、自分の勤めている組織を非難批判する箇所があるかもしれません。

大切な事はひとつ。

非難・批判しているだけでは何も変わっていかないということ。

何も変える気がなくて、ただ非難・批判をしているだけなら、それは、誰にでも出来るということ。そして、ただ、非難・批判をしているだけで、何もしないのであれば、あなたもその問題の一部であることに変わりないということをよく覚えておくべきです。

問題に対して、ブツブツ唱えるのが仕事ではないはず。

問題に対して、反対勢力を作るのも前進のように見えて、実は大して変わらない行為です。

問題を根本から変えていくことを真剣に考えて取り組んでいくことが必要です。それは、誰にでも平等に与えられているチャンスなのです。

やるかやらないかは、あなた次第なのです。

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